浜岡原子力発電所


原発関連福島第一原子力発電所|浜岡原子力発電所|柏崎刈羽原子力発電所|高速増殖原型炉もんじゅ青森東通原発・六ヶ所再処理所
浜岡原子力発電所世界一危険と呼ばれる理由
 

浜岡原子力発電所は静岡県御前崎市にある中部電力唯一の原子力発電所である。1号機から5号機まで5つの発電設備があるが、1号機と2号機は2009年1月に運転を終了した。敷地面積は160万m²(東西1.5km、南北1km)で、PR施設である浜岡原子力館が併設されている。
公式ホームページ
 
 

発電所の運転停止へ
 
2011/5/9 運転中の4、5号機を停止することを決定。
4、5号機については、準備が整い次第速やかに停止し、停止中の3号機についても、当面運転再開を見送ることと発表。今後、津波に対する安全性を一層高めるため、防波壁の設置などの対策を速やかに実施し、早期の運転再開を目指すこととしている。
2011/5/13 4号機を停止。
2011/5/14 5号機を停止。これにより、本発電所の全ての原子炉が停止した。但し停止作業中に原子炉冷却水に海水400トンが混入してしまったため塩水除去作業が必要になり、また混入した海水中のヒ素が放射化され、ヒ素75を排気ダクトにて検出するトラブルを起こした。
 
 
過去の地震での対応
 
静岡沖地震(2009年8月)
 2009年8月11日午前5時07分(JST)頃、駿河湾沖を震源とする地震が発生した。この際、5号機原子炉建屋に設置されている地震計で最大426Galの揺れを観測した(1・2号機は109Gal、3号機は147Gal、4号機は163Gal)。
これらは原子炉が自動停止する120Galを超えていたため、運転中であった4号機及び5号機については、原子炉が自動スクラム(緊急停止)することとなった。
なお、2009年8月11日時点では放射能漏れや火災等は確認されていない。

 この地震で5号機で大きな揺れを観測した原因として、5号機地下に揺れを増幅するような構造(類似の問題は柏崎刈羽原子力発電所1号機などでも指摘されている)がある可能性が指摘されており、中部電力は下記の対応策を発表した。
・地下構造の追加調査(弾性波探査、地盤のボーリング調査等)
・地震計を6箇所新設
 

東北地方太平洋沖地震および静岡県東部地震(2011年3月)
 2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震時は、御前崎市で震度3、本発電所での揺れも10 – 13Galであり、それほど問題となるレベルではなかったが、福島第一原子力発電所事故発生により、東海地震の予想震源域にある本発電所に対しても安全に対する懸念の高まりや追加の安全対策に迫られるなど地震や津波災害発生時における安全性が問われている。なお、本発電所が直接の影響を受けたのは、東北地方太平洋沖地震から4日後の3月15日に発生した静岡県東部を震源とする地震であるが、この時は緊急停止せず運転を継続していた。
 


 
急性放射線障害・放射性物質拡散に対する懸念
 
 本発電所の運転に危機感を抱く者は地震発生時、国際原子力事象評価尺度でレベル7相当、チェルノブイリ原子力発電所事故クラスと同等以上の事故が起こる場合を想定している。つまり、未曾有の本震により原子炉格納容器やその内側の原子炉圧力容器が破壊され、内部の放射性物質が相当量放出され、多数の国民が生命に危険なレベルで被曝し、放射線障害の発症に至る状態である。本発電所をモデルとした原発震災に言及している、上述の書籍では概ね取り上げられている。

 放射性物質が拡散された場合、風況の面からは浜岡原発の風下が首都圏・関東地方全域にあたり、一方で中京地帯にも近く、南西の風が吹くことも多い。関西地方も風の状況によっては例外ではないとされる。ここで放射性微粒子が放出されると、首都圏を中心に膨大な人口が居住する域が避難区域となり、水源の汚染などによって居住不可能になるとされる。事前に入念な防災計画を定めても、被災者への自由な救出活動などは期待出来ず、計画すること自体無駄な状況となる。
また、これらに風評被害など含める場合もある。
 





 
世界一危険と呼ばれる理由
 
 浜岡原子力発電所の立地は、「東海地震」の予想震源域のほぼど真ん中。
「東海地震」は100年~150年に1度の周期で繰り返されており、前回の地震からは既に157年が経過。次は、今すぐに起こってもおかしくはないのである。

 近年の大地震の発生により、耐震性見直しで基準は800ガルへ、さらには補強工事で1000ガルへと引き上げられた。
しかし、2004年の新潟県中越地震で観測された最大の加速度は2515ガルである。

さらに、電源喪失が最大の問題だった福島原発と違い、浜岡原発の場合は、直下型の強い揺れで、原子炉そのものが破壊される恐れがある。
もしそうなれば、原子炉内の死の灰がすべて撒き散らされ、広島原爆の約1000倍、福島のこれまでの約30倍、チェルノブイリに比してもその3倍もの放射性物質が放出されることになることが予想される。
チェルノブイリの場合、汚染地域は半径600kmに広がった。浜岡から600kmといえば、北は岩手県、西は山口県にまで及ぶ。
つまり、本州・四国全域が、汚染される可能性があるということである。

 浜岡でもっとも大きい4号機が爆発し、首都圏方面に風が吹いた場合、放射能が原因の病気で将来亡くなる人は、191万人にのぼる、との試算もある(※京都大学原子炉研究所小出裕章教授の試算による 出典:『放射能で首都圏消滅』食品と暮らしの安全基金・古長谷稔)。
 
 

浜岡で大事故が起きたときの被害予測(1号炉/全体)

出典:原子力資料情報室
 
 
大地震によって浜岡原発全体で放射能放出災害が起きたら

出典:原子力資料情報室

 
 

 

ストップ!浜岡原発
浜岡原発は本当に大丈夫なのか?

 
 
原発関連福島第一原子力発電所|浜岡原子力発電所|柏崎刈羽原子力発電所|高速増殖原型炉もんじゅ青森東通原発・六ヶ所再処理所
浜岡原子力発電所世界一危険と呼ばれる理由

 
 

Copyright © 2011 震災まとめ. All rights reserved.